沖縄での平和活動~基地問題を考える~

辺野古海岸前1

会社の組合活動の1つ、

沖縄での平和活動に参加させてもらいました。

今回の企画では

『過去の戦争から学ぶ』

『現在の基地問題を考える』

という2つのテーマがあったように思います。

とてもたくさんの経験をさせてもらい、

たくさんの想いを持ち帰ったので、

記事は2つに分けさせてもらいます。

本記事は『現在の基地問題を考える』に特化した内容をお伝えします。

『過去の戦争から学ぶ』記事はこちらのリンクからご覧下さい。

【沖縄の米軍基地問題とは】

普天間基地

そもそも沖縄の米軍基地問題って

どうしてそんなに揉めているのかという人の為に

とても分かりやすい動画があるので紹介します。

☆このYouTube動画がとても分かりやいです

中でも僕がポイントだと思っている事を書かせてもらうと、

①米軍基地が沖縄に集中し過ぎている

②日本国憲法でもアメリカ憲法でもアメリカ軍人を裁けない

③基地周辺住民の危険

④辺野古新基地建設

の4点です。

以降はこの4点に関して、

少しずつ補足をしながら説明させてもらいます。

【①米軍基地が沖縄に集中し過ぎている】

第二次世界大戦の敗戦後、

日本全国33都道府県に米軍基地が設置されたが

高度経済成長を経て全国で米軍基地反対運動が起きます。

日本政府はほとんどの基地を沖縄へ移動する事で

騒動を収めました。

『今沖縄にある基地を引き取っても良いっていう都道府県なんてない』

『沖縄にはアメリカの文化が根付いているから』

『米軍関係者が過ごしやすい施設を充実させたから今更他の場所で環境整備をするのは大変』

こんな理由で現状維持を説得されたって

沖縄の人達が到底納得するとは思えません。

自分が住む場所が同じ状況だったら

『じゃあ仕方がないね』

って言えますか?

日本にある米軍基地の74%が沖縄に集中しています。

【②日本国憲法でもアメリカ憲法でもアメリカ軍人を裁けない】

アメリカ兵が犯罪を犯したという話を聞いて

『たくさんの人間がいるから犯罪が起きても不思議じゃないでしょ』

『日本人の犯罪者も居るのに「アメリカ兵が」って怒りを煽ってるんでしょ』

と思っていませんか?

アメリカ軍人の公務中の事件・事故は

日本国憲法でもアメリカ憲法でも裁けません

公務中じゃないとしても基地内に逃げてしまえば

日本の警察が容疑者の身柄を抑える事もできなくなってしまいます。

この特別ルールをアメリカ軍人は当然自覚しています。

アメリカ人が危険だとか、

ストレスが溜まった軍人は危険だとか

安易な話をするつもりは毛頭ありませんが、

『ここでは犯罪を犯しても自分は罪に問われない』

と自覚した人が、他の人に比べて犯罪を犯す可能性が高くなるのは疑いようも無い事だと思います。

実際に数々の痛ましい事件が起き、犯罪者は無罪になっています。

【③基地周辺住民の危険】

基地の周辺にたくさんの住宅や学校等が立ち並ぶ事から

世界一危険な基地と言われている普天間基地

羽田空港の約2倍の面積で、1市2町に跨る

嘉手納飛行場も同じように周辺にたくさんの住宅等が並んでいました。

『普天間は建設当時は民家なんて無かった』

『基地建設後に自己責任で周辺に住み始めた住民が今更騒いでいる』

そんな記事をたくさん目にしました。

別の記事でも紹介しましたが、

壮絶な地上戦を繰り広げられた沖縄では

地形が変わる程徹底的に焼け野原にされました。

捕虜として収容されたり、本土に疎開していた人々が

地元に戻ってきた時には住宅地だろうが農地だろうが関係なく

基地が建設されていて、他に行く当てもなく

基地周辺に住む事を余儀なくされたと聞きます。

そうして生きる為に今まで耐えて土地を発展させてきた人たちに

『だったら別の場所に引っ越せばいいのに』

なんて言えますか?

実際に引っ越した人も居るでしょうが・・・

【④辺野古新基地建設】

辺野古海岸前2

世界一危険な基地と言われる普天間基地の閉鎖に向けて

唯一の解決策と政府が説明して始まった

辺野古の新基地建設。

しかしその後、

辺野古新基地が完成しても普天間基地を閉鎖する条件を満たすことが出来ない

という発言があり波紋が広がっています。

沖縄の県民投票で大多数の反対意思が示され、

環境破壊と莫大な費用がかかる事も問題視されていましたが、

強制的に工事が開始されました。

当初は3500億円規模と言われていた工事費用は

工事を進めていく中で発覚した軟弱地盤の改良工事を含めると

9000億円以上とも2兆円以上とも言われています。

その上活断層も見つかった事で、

そもそも基地として機能するのかという疑問の声も上がっています。

この辺野古新基地を建設する事で一体誰が喜ぶんでしょうか?

【新基地建設反対の座り込み】

座り込みの反対運動をしている2つの場所に行き

現地の方に話を聞かせてもらいました。

◆キャンプ・シュワブのゲート前座り込み

キャンプ・シュワブは、既存の海兵隊基地です。

ここに滑走路を拡張して新基地とするのが辺野古新基地計画です。

キャンプ・シュワブ2

キャンプ・シュワブ1

キャンプ・シュワブ3

一般的に報道されている事と、

座り込みをしながら見えた事や

独自に調査した事、

たくさんの想いを聞かせてもらいました。

キャンプ・シュワブ4

この垂れ幕の言葉には『はっ』としました。

沖縄は中国でも日本でもアメリカのものでもない。

そうです。

日本は琉球王国を強引に沖縄県として

日本に取り込んだという歴史を忘れてはいけません。

◆辺野古海岸前の座り込み

辺野古海岸前1

辺野古海岸前2

辺野古海岸前3

軟弱地盤の発覚などで基地建設が現実的では無くなってきてから

建設のスピードがゆっくりになっている事を知りました。

中止にする訳にもいかず、

進めるのも非現実的・・・

という事で、計画よりもゆっくりゆっくり

工事を継続しているのではないかという話を聞きました。

辺野古海岸前1

この看板もとても印象的でした。

自分が声を挙げた所で・・・

選挙で一票投じた所で・・・

大きな力を前にして無力感から行動する事を諦めてしまいがちですが、

声を挙げ続けて諦めない事で大きな力になる事を知りました。

その大きな力が実を結ぶ保証はどこにもありません。

諦めるのは簡単で、声を挙げ続けるのはとても過酷な道です。

それでも声を挙げ続け、闘い続けている人達が居る事を知りました。

【他人事では無かった沖縄の基地問題】

沖縄の基地問題の報道を見聞きした時、

どこかで『沖縄の問題』という見方をしていた事を

今はとても反省しています。

どうにかして欲しいという気持ちはあるけど、

日本はアメリカに守ってもらってるし・・・

自分の住む県に基地を移していいとは軽はずみには言えないしなぁ・・・

そんな事を思っていた自分がいました。

『自分の住む県に基地を移していいとは軽はずみには言えない』

これは全国の都道府県知事を始めおおくの市政の関係者が思っている事なんじゃないでしょうか。

でも、沖縄だって自分達の意思で受け入れた訳ではないはずです。

過去に無理矢理押し付けられただけです。

『今受け入れているし、移設すると他の自治体が絶対に反対するからそのまま受け入れておいてよ』

そんな声が色んな所から聞こえてくる感じがします。

沖縄は海に囲まれているから基地に最適?

各国に睨みを効かせる為には沖縄が最適?

そんな理由で片づけられる程単純な問題ではありません。

海の無い県にだって航空自衛隊の基地はあります。

狭い日本の中で沖縄に基地があるのと、

本土に基地があるので、世界規模で見てどこまで違いがあるのでしょうか?

米軍基地は沖縄以外でも機能を果たせる可能性が十二分にあります。

沖縄だけが唯一の受け入れ先では無いと思います。

その上で『沖縄の米軍基地問題』としてではなく

『日本の米軍基地問題』として

日本全国の皆が改めて考え直し

平和を、安全を勝ち取る道に向かって闘い続ける事が必要だと思います。

 


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